かものめも

うのめたかのめ

私はこれで合格した。75歳の免許更新「認知機能検査」のイラストは毎回同じ。「4つの物語」で覚えよう。

「はがき」が来たら、すぐ予約!

「検査と講習のお知らせ」の「はがき」が来たと言っても、免許更新の半年くらい前に届くので、以前70歳の更新の時に、「半年も先だよ」、と、のんびり構えて2ヶ月前くらいまで放置していたら、70歳の「高齢者講習」 がどこも予約がいっぱいで、危うく免許更新期限に間に合わなくなりそうになって、マジでめちゃくちゃあせくりまわった私が言います。

「はがき」が来たら即!予約しましょう。

camonomemo.hatenablog.jp

なお、一定の違反歴のある方(全体の5%ほど、意外に少ないですね)には「運転技能検査のお知らせ」のはがきが来るので、そちらをこなした上で、「検査と講習」を受けることになります。

「はがき」は、いつ来る?

「更新期間満了日の約190日前に「検査と講習のお知らせ」はがきを郵送しています。」(警視庁)

ということなのですが、実際に届くのは「更新期間満了日の約180日前」ですね。

「更新期間満了日」ってのは何かと言うと、つまり、免許を更新できる期間が終わる日、ってことですね。

そもそも、免許を更新できる「更新期間」(免許を更新できる期間)は「誕生日の前後1ヶ月」の2ヶ月間と決まっています。

ということは、誕生日の1ヶ月前から誕生日の1ヶ月後までが更新期間、ということなので、「誕生日の1ヶ月後」が「更新期間満了日」ってことになります。

そして、「はがき」を郵送するのが、誕生日の後1ヶ月の日から190日前ということは、つまり誕生日の160日前ということになりますね。

「半年」が、「約180日」なので、「半年」より短いことになります。
そう、実はあまりおちおちもしてられないのです。

下に、何日前がいつなのかが分かる計算サイトを貼っておきます。

www.benricho.org

「はがき」は、誕生日のちょうど5ヶ月前の日の、前日に届く

私の場合は、誕生日の5ヶ月前(150日前)のその日の前日に「はがき」が届きました。はがきを見ると、「発送」は確かに誕生日の160日前の日付になっていますが、1週間ほど郵便局留めしているような感じですね。

どうやら、誕生日のちょうど5ヶ月前から受検(手続き)できるようにするために、その前日に「はがき」が自宅に着くように郵便局で一旦留め置いて調整しているようですね。

なので、実際には、「はがき」は誕生日のちょうど5ヶ月前の日の前日に届く、ということのようです。

これが実際の「はがき」

はがき表面

はがき裏面

受けるのは二つ、「認知機能検査」と「高齢者講習」

そして、「検査と講習のお知らせ」はがきが手元に届いたら、

⚫️ステップ1「認知機能検査」
⚫️ステップ2「高齢者講習」

受けることができるようになります。

ステップ1」と「ステップ2」と言っている通り、この二つは受ける順番が決まっています。「ステップ1」の方が先です。

次に「ステップ2」を受けます。できるだけ早く、サッサと受けてしまいましょう。

そうすれば、誕生日前後1ヶ月間の「免許更新期間」が来るのを、余裕で待つことが出来ます。

「認知機能検査」には合格・不合格がある

ステップ1「認知機能検査」には合格・不合格があるので、こちらを先に受けた方が合理的ではあります。こちらに不合格だと、ステップ2「高齢者講習」が受けられず、免許更新できないことになるので。

なお、ステップ2「高齢者講習」には「合格・不合格」はありません。

現実問題、高齢者講習を受けるには、ステップ1「認知機能検査」に合格していることが条件、と最初から言っている自動車教習所も多いので、先にこちらの、ステップ1「認知機能検査」を受けましょう。

受ける場所が違う

なお、このステップ1「認知機能検査」ステップ2「高齢者講習」の二つは、受ける場所と予約先がそれぞれ違いますから、間違わないようにしましょう。

例えば東京都では、こちらで紹介されています。

www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp

 

東京都以外の各道府県の方は、下のリンクから、各道府県警察のホームページをご覧ください。

www.npa.go.jp

 

まず「認知機能検査」を受けられる場所はどこ?

⚫️「認知機能検査」は各都道府県警、東京都では警視庁管轄の試験場などで受検するので、予約はインターネットWEBで、あるいは電話ですることになります。

例えば東京都では、こちらで予約します。予約はパソコンでもスマホでもできます。

tokyo-madoguchi-yoyaku.com

 

例えば東京都では以下の5か所で受けられます

A 鮫洲運転免許試験場(品川区)
B 府中運転免許試験場
C 江東運転免許試験場
D 警視庁滝野川庁舎(北区)
E 警視庁八王子分室

私は、D 警視庁滝野川庁舎(北区)で受けました。

D 警視庁滝野川庁舎(北区)

検査の時間、手数料

約30分、1,050円(現金)

なお、私は警視庁滝野川庁舎で受けましたが、受付の貼り紙に、「ここでは一円玉、五円玉、十円玉は使えません」と書いてありました。五十円玉を用意した方が良さそうです。

また、受付の窓口には幕が降りているのですが、幕が上がることはありません。窓口では受付はしないのです。受付には並びません。

まず時間になったら全員で検査室に入ります。
1列目は見えにくい人、聞きにくい人(自己申告)が優先されます。
2列目以降は自由です。前から詰めて座ります。私の回は受検者は17名でした。


机の上に、ハガキ、免許証、黒ボールペン(1本)メガネ(複数可)とともに現金で手数料1,050円、あるいはお釣りをもらうつもりで多めの現金を置きます。
すると、係の人が必要書類をチェックして、本人確認をするとともに、お金も回収します。
お釣りと領収証は、検査が終わって合否書類を待つ間に渡してくれます。

ちなみに、係の人によると、私が受検したこの回は、珍しくお釣りの人はゼロで、17名全員が金額ピタリの支払いだったそうです。

この回は珍しく、ということがもうひとつあって、受検者のお一人が92歳という高齢でらっしゃったことです。係の人から祝福の言葉とともに「くれぐれもお気をつけて」と声掛けされていました。他の受検者も「お〜〜〜!うんうん」という感じでしたね。

持参するもの

1「検査と講習のお知らせ」はがき
2 検査手数料 1,050円
3 黒色ボールペン(鉛筆不可、鉛筆は使えません)
4 運転免許証
5 眼鏡、補聴器等(必要な方のみ)

検査結果

(100点満点の36点以上で合格です)

検査後、採点ののち、その場でA4サイズの「認知機能検査結果通知書」が交付されます。用紙の青い方が合格、用紙がピンク色の書類は不合格です。

この青い合格通知書は免許更新の際、必要となります。

A4サイズでちょっと大きめの書類1枚なので、係の人によると、カバンに入りやすい大きさに折っても構いません、とのこと。

ところが、この2週間ほど後に受けた自動車教習所での、75歳の「高齢者講習」 では検査官からは、「できれば折らない方がいいですね」とのことだったので、判断に迷うところです。私は念のために折らないでおきました。

検査結果の総合得点が36点未満の方は不合格、記憶力・判断力が低くなっていて「認知症のおそれあり」と判定され、臨時適性検査(専門医の診断)の受検又は診断書の提出が必要になります。

そして「高齢者講習」を受けられる場所は?

⚫️「高齢者講習」は実技を伴いますので、各都道府県の各種自動車教習所で受けることになります。予約も各自動車学校で直接取ります。こちらはあくまでも「講習」なので、受けさえすればOKです。

「高齢者講習」については、当ブログでもすでに記事にしましたので、この記事で話題にするのは、75歳の「認知機能検査」に絞っておきます。

 

camonomemo.hatenablog.jp

 

「認知機能検査」に合格して、しかも、座学と実技の「高齢者講習」を受けないと、免許更新ができません。ただし、「認知機能検査」は、更新期間内であれば、合格するまで何回でも受けることができます。

そのためにも、早めに検査は受けておきましょう。

「認知機能検査」には、2つの検査があります

1)手がかり再生(2回あり)
(100点満点のうち80点)

1)記憶力を検査する検査で、一定(16枚)のイラスト(私の受けた会場では、部屋の前を暗くしてスクリーンを張っての「プロジェクター投影」でした)を記憶します。

2)次に、採点には関係しない課題(印刷されたランダムな数列を使います。例えば私の受けた回では「1と4に射線を引いてください」の次に、同じ用紙を使って、今度は「3と5と7に射線を引いてください」でした)を行います。

3)その後、記憶しているイラストに何が描かれていたかを、まずヒントなしに回答します。

4)それから、さらにもう一回、ヒントをもとに回答します。

つまり、同じ回答を2回することになります。

配点

ヒントなしで正解すると、絵(イラスト)1枚につき、2点獲得です。

ところが、ヒントなしで正解して、さらにヒントありでも正解したとしても、実は加点はされません。

ヒントなしでは正解できなかった場合に、ヒントありで正解すれば1点だけ加点される、という、言わば「救済策」として「ヒントあり」でも回答するのですね。

なお、「ヒントなし」の回答用紙は、「ヒントあり」の回答用紙の答えの記入欄の中に小さく書かれている「ヒント」の文字の部分を、テレビなどでよく見る「黒塗り公開文書」のように、黒の短冊型ベタ塗りで隠してあるので、知らないと、ギョッ!とびっくりします。

合格点は総合得点36点

絵が16枚なので、ヒントなしで全問正解すると、2点×16=32点です。

総合得点では、この点数を2.499倍するので、総合得点としては約80点になります。
なので、総合得点だと絵1枚あたり5点ということになりますね。

総合得点36点で合格なので、8問正解すれば、5点×8=40点なので合格です。

ヒントなしではさっぱり思い出せず、すべてヒントありだけで回答した場合に、全問正解だと、1点×16=16点です。

総合得点では、これを2.499倍するので、総合得点約40点です。総合得点36点以上で合格なので、これだけでもOK、合格です。がんばりましょう。

2)時間の見当識(けんとうしき)
(100点満点のうち20点)

これは、時間の感覚を検査するもので、検査当日の年月日、曜日及び時間を回答します。(時間については、自分の時計やスマホはカバンにしまってください、との指示で使えず、室内にも壁の時計は無いので、試験開始時刻から何分経ったかを、感覚をもとに推測して書くことになります。前後30分の誤差は「正解」になります。)

また、「年」は西暦でも和暦でもかまいません。

配点
質 問 回 答 点数
今年は何年ですか 5点
今月は何月ですか 4点
今日は何日ですか 3点
今日は何曜日ですか 曜日 2点
今は何時何分ですか 時 分 1点

 

合計点15点ですが、総合得点を出すには、これを1.336倍するので、全問正解として総合得点は、15点×1.336=約20点となります。

「手がかり再生」の総合得点80点と合わせて総合得点100点が満点、ということになります。

なぜややこしいのか

なぜ、こんなややこしい計算方法になっているかと言うと、以前は時計の絵にその時間を表す長針、短針を描くという検査もあったのですが、それが廃止になったので、その減った分の点数を埋め合わせて、最終的に100点満点にするために辻褄(つじつま)合わせの換算をしているわけですね。

「4枚の絵×4=16枚の絵」が4セット、全部で64枚の絵を覚えよう

というわけで、この検査にあるのは、2つの検査項目なので、メインの検査としては、イラストを覚えて思い出す「手がかり再生」検査、という事になりますね。

実際に検査官が提示するのは、こんなイラストです。(この記事の最後に、全部のイラストが見られるリンクを貼っておきました)

このイラスト4枚が描かれたセットを4つ見せられます。検査官が何が描かれているのか、描かれている物の名前を言ってくれます。それから、そのイラストの手がかりになるヒント、その絵に描かれている物の特性、分類も言ってくれます。例えば、「耳」は「体の一部」です。

最初は「手がかりなし」で回答

「手がかり再生」と言いながら、実は「再生(思い出し)」による回答は2回あって、最初はヒントのない「手がかりのない」再生による回答です。
しかも、この手がかりになるヒントのない方が実はメインで、点数も高い重要な検査だというのが、ちょっと「だまし討ち」っぽいです。

ヒントがない、と言うと、枠線と1〜16までの番号だけが印刷してある真っ白の回答用紙をイメージしますが、そうではありません。私は見てびっくりしました。

16個のそれぞれの枠(わく)線の中の上の方に、小さい文字でヒントが書いてある「手がかりのある」再生のための回答用紙を流用した、という感じで、そのヒントの文字だけを隠すための横短冊型の黒塗りベタが各欄にずらっと並んでいる、という、わりと強烈な印象の回答用紙になるんですね。ヒント文字をベタ黒塗りで消してあるわけです。

その次に「手がかりあり」で回答

そして、この後に、枠(わく)線の中のベタ黒塗りが取れて、小さい文字で書いてあるヒントが読める「手がかりのある」再生による回答をする事になるのですが、そこでしか回答できないと、点数が半分になってしまうので、もったいないです。

4セットのうち、1セットだけが出題される

記憶すべき16枚の絵(イラスト)のセットが、パターンAからパターンDまで、4セットあります。どのパターンのセットが試験の時に出題されるかは、当日、その場にならないと分かりません。

なので、4パターン全部の絵を覚えるとして、64の絵を覚えることになりますね。

その際、パターン同士がごっちゃにならないように気を付けましょう。

絵の「名前」を確認

まず、そもそも、絵に何が描かれているのかを確認しておきましょう。

例えば、私は「コート」か「レインコート」か分からない、と思った絵がありました。
(実際には「コート」でしたが、近くに「レモン」の絵があったので、「レモン・コート」として覚えてしまいました)

また、「ものさし」と書くのか「スケール」と書くのか、と迷う絵もあります。「オートバイ」なのか「バイク」なのかも、ちょっと迷うところですね。

「ひらがな」でもOK

なお、本番では、答えを書くのは、「漢字」でも「ひらがな」でも「カタカナ」でもOKです。なまじ、うろ覚えの漢字で「椅子」と書こうとして、微妙に間違った字を書いてしまうよりは、簡単に「イス」と書いてしまった方が気分的にも楽ですね。

また、間違って書いてしまった文字を訂正するときは、回答には鉛筆ではなくて黒のボールペンを使うため、横の二重線で消して、そばに正しい文字を書きます。

これが問題と回答だ

⚫️「問題」として出題されるのは、描いてある物の名前の書かれていない「絵(イラスト)」です。4枚のフリップ画像にイラストがそれぞれ4枚ずつ描かれているので、合計16枚のイラストを見せられて、それが何かを覚えます。

⚫️「回答」は、黒のボールペン文字による回答です。覚えた16のイラストの名前を思い出して回答しますが、検査会場によって、黒のボールペン文字回答を紙に記入する場合と、タブレットに入力する場合があります。

⚫️覚えるためのストーリーも当ブログで考案してみました。参考にしてください。

パターンA(16枚)

大砲   オルガン    耳   ラジオ

テントウムシ ライオン タケノコ フライパン

ものさし オートバイ ブドウ(果物) スカート

ニワトリ  バラ    ペンチ  ベッド

パターンA  参考のストーリー

大砲」がたくさん並んだような鍵盤の

オルガン」には大きな

」が付いていて、「耳」の中には

ラジオ」が置いてある。「ラジオ」には

テントウムシ」がついていて、その「テントウムシ」を

ライオン」が見ながら、

タケノコ」を

フライパン」で叩いて作った

ものさし」で

スカート」丈を測ったら短かったので、

にわとり」が

「スカート」をはいて

オートバイ」に乗って

ブドウ」狩りに行って「ブドウ」をつついてバラバラにしたので、

ペンチ」で

バラ」を

ベッド」に取り付けた。

パターンB(16枚)

戦車    太鼓     目   ステレオ

トンボ  ウサギ  トマト(野菜) ヤカン

万年筆  飛行機  レモン(果物) コート

ペンギン  ユリ   カナヅチ   机  

パターンB  参考のストーリー

戦車」のような

太鼓」の音で

」が覚めたので、

ステレオ」をつけると

トンボ」の歌に出て来る赤い目の

ウサギ」がおいしいと思う赤い

トマト」は丸いので

ヤカン」の形で「ヤカン」から飛び出した

万年筆」は

飛行機」になって、「飛行機」から

レモン」「コート」を着て降りて来た

ペンギン」が歩く姿は

ユリ」の花に似た

カナヅチ」で

」を叩いて調整した。

パターンC(16枚)

 機関銃   琴    親指   電子レンジ

セミ  牛  トウモロコシ(野菜) ナベ

クジャク チューリップ ドライバー   椅子

パターンC  参考のストーリー

機関銃」のような乱れ弾きの

」は

親指」で弾いて、「親指」で操作する

電子レンジ」で、

トウモロコシ」を温めてから

はさみ」で切って

ナベ」に入れて

トラック」に乗った

」に食べさせようとしたら、「牛」は

メロン」の方が良くて、「メロン」色の網(あみ)目の

セミ」が「セミ」ロング

ドレス」を着たら

クジャク」のようなので、「クジャク」の模様の中の

チューリップ」のような形の

ドライバー」で

椅子(イス)」を組み立てた。

パターンD(16枚)

刀   アコーデオン   足   テレビ

カブトムシ   馬  カボチャ(野菜) 包丁

筆 ヘリコプター パイナップル(果物) ズボン

スズメ  ヒマワリ  ノコギリ  ソファー

パターンD  参考ストーリー

」を背負った

アコーデオン」には

」が生えているので、4本足の

テレビ」のようで、四つ足と言えば

」で、

カブトムシ」をかぶった「馬」は

カボチャ」を引いていて、「カボチャ」は

包丁」で切らなければならず、ついでに「包丁」で

」先をそろえた3本の「筆」を回す

ヘリコプター」から落とすのは

パイナップル」で、落ちた「パイナップル」は「ズボン!」と

ズボン」にはまって、「ズ」の字が入ってる

スズメ」が

ヒマワリ」のタネをつついていたので、残りを

ノコギリ」で切って

ソファー」に差し込んで一休み。

16種の「手がかり」ヒント

こうやって見てくると、パターンAからDまで、それぞれ、同じような項目が並んでいるような気がしますね。

その通り、どのパターンも、16種類の「手がかり」ヒントが決まっているようなのですね。

戦いの
武器
楽器 体の
一部
電気
製品
昆虫 動物 野菜 台所
用品
文房具 乗り物 果物 衣類
大工
道具
家具

16種の「手がかり」ヒント

 

しかし、この「手がかり」ヒントによる分類で覚えてしまうと、例えば「鳥」の「手がかり」ヒントで「クジャク」と覚えても、ABCDのパターンのうち、どのパターンの「鳥」なのかも思い出さないといけません。なので、この覚え方は混乱しやすいため、おすすめしません。

と思っていたのですが、私自身、実際の検査で、枠内にヒントが書いてあると、え〜?「果物」?なんだっけ、カボチャは果物だっけ?野菜だっけ?、と、一瞬混乱してしまったので、やはり「手がかりヒント」も覚えておいた方が万全と言えますね。

なお、全く関係ないですが、相手の車や歩行者への譲り合い精神が推奨される運転関係の検査なのに、その真っ先に「戦いの武器」という、戦闘モードバリバリの物騒なアイテムが出て来るのも、どうなのかな〜とも思わないではないですが、まあ、印象としては強いので、確かに覚えやすい、とも言えます。

4つの物語を作ろう。
イラストの覚え方・連想「いもづる」方式で

ということは、覚え方として、1枚目から16枚目までのイラストを、イモづる式につながって思い出せるストーリーを作ってしまえば良い、ということになりますね。

これはもう、皆さんの、思い思いの連想で、覚えやすい物語、ストーリーを作っていただくのが一番です。

私も私なりにストーリーを考えてみましたので、ご参考にしていただければ幸いです。

物語を考えたところ、かなりシュールで支離滅裂なイメージストーリーになってしまいましたが、要するに4つのストーリーを作って16×4=64枚の絵を覚えてしまえば良いので、ご自分でいろいろ考えて作ることをオススメします。

実は、ああでもない、こうでもない、と、ストーリーを作っている過程ですでに覚えてしまったりします。

完成してからは、お風呂につかっている10分間で4パターンを2回繰り返して暗誦できるようになりました。
だんだん、絵だけが浮かんで来るようになりました。覚えるやり方として、後ろからも思い出してみた、という人もいるので、私も試してみたいと思います。

今回のお話

今回は、

⚫️「検査と講習のお知らせ」の「はがき」が来たら、即予約しましょう、というお話に加えて、

⚫️「認知機能検査」のうちの「手がかり再生」の絵の覚え方について、物語、ストーリーを作りましょう、

という事を、ご提案させていただきました。

私も実際に検査を受けて来ました。そして合格したので、このやり方も有効だ、ということのささやかな証明になるかと思い、ご報告いたします。

ちなみに私が受けた回の出題は「パターンD」でした。

パターンDで出てくる「アコーデオン」ですが、係の人は「アコーディオン」と発音されていたので、回答も「アコーディオン」と書いておきました。

これから受ける方の、ご参考にしていただければ幸いです。
グッドラック!

(参考)
認知機能検査について
警察庁公式ホームページ

こちらが警察庁の公式ホームページです。具体的な手順や問題のイラスト、回答用紙から採点方法まで見られます。参考にしてください。

www.npa.go.jp

 

実際の検査の進行手順

実際の検査会場での、検査官がどんなことを言って、どんな受け答えをして、どんな作業をするのか、など、具体的でリアルな手順が「進行要領」で見られます。

実際の回答用紙

実際に会場で使われる回答用紙は「検査用紙」のリンクで見られます。

実際の問題のイラストが見られる

実際の問題のイラストのパターンA、B、C、D、とも、こちらのリンクで見られます。

「イラスト(パターンA)」

「イラスト(パターンB)」

「イラスト(パターンC)」

「イラスト(パターンD)」

 

 

採点方法

採点方法については、
採点方法」のリンクから見られます。
実際は、検査官によると、総合得点が36点を超えたところで、もうそれ以降は採点しないそうです。

採点基準

採点基準については、
採点基準」のリンクから見られます。

2024年からはタブレット式になる

実は私がもらった合格証には、なんと、点数が書かれていません。

なぜか。

総合得点36点以上で合格なので、36点に達したところで、合否の結果は出ていることになり、時間節約のため、それから後の採点はしないそうなのです。

また、2024年からは筆記式ではなくタブレット端末入力になるので、入力と同時にコンピューター採点もできるため、36点に達したところで終了、ということになり、終了した人から、もう帰っていいですよ、というふうに、時間節約がさらに進むことになりそうです、という検査官のお話でした。

安いのはどこ?「高齢者講習」の受講料に地域差

それとオマケですが、検査官のお話によると、「高齢者講習」の受講料は、北区のこの滝野川庁舎がある近辺の自動車教習所では、2023年12月現在で、8,000円くらいが相場で、港区などの都心では10,000円というウワサも聞く、とのことでした。

ちなみに、私が受講した多摩地域の自動車教習所では6,500円なので、立地によってずいぶん違いがあるようです。